解体工事と付帯工事

解体工事を業者に依頼される方の中には、建物本体だけではなく塀や柵などの撤去もお願いする方もいらっしゃるでしょう。
そういった撤去作業は付帯工事として、建物解体工事費用の他に別途費用が掛かってしまいます。

もしもその事を知らないまま解体工事計画を進めてしまい、あとで追加で費用を支払わなければならなくなったという方もいらっしゃるかもしれません。
そうならないためにも、付帯工事とはどのようなものなのか、どのくらいの費用が発生するのかを知っておいた上で、解体業者に解体工事を依頼するようにしましょう。

今回は、解体工事と付帯工事について記載していきます。

解体工事費用には付帯工事が含まれないので要注意

建物本体だけでなく、塀や柵などの撤去作業も解体業者にお願いする場合、建物解体工事費用ではなく付帯工事費用として別途費用が発生します。

塀や柵などの撤去を依頼しない限り、見積もりはあくまでも建物本体の解体工事のみの金額です。
依頼主の方々の中には、解体工事費用に付帯工事もすべて含まれていると思う方もいるかもしれませんが、勘違いされないように気をつけましょう。

解体工事での付帯工事とは?

解体工事での付帯工事とは

解体工事での付帯工事とはどのようなものでしょうか。
一言でいうと、建物本体以外のものを撤去する工事のことになります。

例えば、庭木や庭石などの庭のものを撤去する工事、ガレージや物置の解体工事などです。
また、付帯工事と称するかどうかは分かりませんが、解体工事を行う際に不要な家具・家電を処分する作業もあります。

こういった作業や工事は建物解体工事には含まれておらず、別途負担しなければなりません。

解体工事見積もり依頼時には付帯工事費も忘れずにチェック

建物本体のみの解体工事では大体坪単価2.5万円~4万円程度でおさまりますが、ほとんどの方が恐らく、ついでに付帯工事や処分などをお願いすると思います。
そうなると、トータルで坪単価5万円~6万円ほどにまで費用が膨れ上がる場合もあります。

建物本体のみの解体工事にすべて含まれていると勘違いしたまま解体業者と打ち合わせを進めていると、工事後に解体工事業者から付帯工事の追加費用を請求されるかもしれません。

解体工事に限らず工事では、業者と依頼主との間ではコミュニケーション不足で行き違いでトラブルになることはしばしばあります。
解体業者に自分の要望が伝わっているかどうかわからない時は、遠慮せずに確認を取るようにしましょう。

そのため、見積もりを業者に依頼する際、現時点での見積もりで何の作業が含まれているのかはきちんと業者に聞き、また付帯工事をお願いしたい際は、一緒に見積もりを依頼するようにしましょう。

解体工事の付帯工事費用を抑えるには?

解体工事の付帯工事費用を抑える

付帯工事もお願いするとどうしても費用が跳ね上がってしまいます。
解体工事を依頼する方々は、1円でも安い見積もりで解体工事をお願いしたいのが本音だと思います。

では、付帯工事費用を抑えるにはどうすれば良いでしょうか。
家具・家電の処分など、自分たちで処分できるものは出来る限る処分するようにするのが、最も手っ取り早く費用を抑えられる手段になります。

他には、インターネットで解体工事一括見積もりサイトを利用して、複数の解体工事業者から相見積もりをする手段もあります。

そして付帯工事を依頼した際に、それぞれの業者でどのくらい掛かるのか見積もりを作ってもらい、それぞれを比較します。
その中で気になる業者があれば、他の業者の見積もりを交渉材料にしてその業者に値引き交渉をすれば、交渉に応じてくれる業者も沢山います。

この手段は、複数の業者から見積もり依頼したり、自分たちで値引き交渉するために見積もりをじっくり比較したりするので、少し時間が掛かってしまいます。
大変かもしれませんが、悪質な業者も多々いるので、最低でも1ヶ月ほど時間をかけて質の良い業者を探す方が、後々工事で事故やトラブルを発生させないためにも必要です。

解体工事の付帯工事での予算オーバーに要注意

解体工事の付帯工事での予算オーバーに要注意

解体工事に限らず建設工事は、普段生活されている方にとってみると馴染みがない専門的な作業になります。
そのため、依頼される方もよく分からずに、全て業者に任せっきりになってしまいがちになります。
また、業者の中にはきちんと依頼主に伝わっているだろうと思い込んでしまって、十分な説明を忘れてしまう方もいるかもしれません。

付帯工事も、業者の行き違いや説明の不十分さでトラブルになる可能性もあります。
依頼主は、解体工事そのものが始まる前に、解体業者に見積もりの内容についてはしっかりと伺っておくことが必要です。

自分たちの予算にぴったり合っているからと、何も確認を取らずに業者と契約した後に、見積もりに付帯工事が含まれていなかった事に気付いても遅いのです。

お金の話は早めの段階で業者と話し合いを進め、見積もりが予算的に厳しい時はそのことを業者に伝える事で、予算オーバーにならないように気を付けなければなりません。
解体工事では、依頼する方も少しずつ勉強しながら、解体業者と一緒に計画を立てる事がトラブル回避に繋がるでしょう。

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