家の解体を自分で行う

解体業者に家屋解体工事を依頼すると予算が数百万円必要になってきます。
家財などを処分するにも費用がかかりますので、その積み重ねが大きな出費になります。

もし、自分たちで解体できる箇所があるなら、その分の予算を浮かす事が出来ますね。
自分で家の解体が可能かどうかや、費用や注意点についてご紹介します。

自分で家解体は可能なの?

そもそも、自分たちで解体工事をするのは可能なの?と思う方もいらっしゃるでしょう。
答えは、可能です。
法律的に定められた手続きを行えば、合法に工事を進められます。

自分で家屋解体する時に必要な許可や申請は?

先ほど法律的に定められた手続きと説明しましたが、ここで自分たちで家屋解体する時に必要になる許可や申請についてご紹介します。

許可は基本的には不要!

解体業者が解体工事を請け負う時に必要になる許可と言えば、建設業許可(土木工事業、建築工事業、とび・土工・コンクリート工事業)と解体工事業登録の2つがありますが、これは事業として解体工事を行う人が必要になる許可です。
また、工事中に発生した廃棄物の運搬を他の業者に委託する際、産業廃棄物収集運搬許可が必要になりますが、これも同様に事業として行う業者が必要になる許可となっています。

自分たちで解体工事を行う場合、事業として工事を行うわけではないので、上記の許可は基本的には必要はありません。
ただし、作業によっては必要になる許可もあります。

例えば、建物にアスベスト含有建材が使われている可能性がある場合、その事前調査や成分分析をしなければなりません。
また、アスベストが含まれている事が確定した場合、その撤去作業も行わなければなりません。
その場合は、アスベスト関連の専門の許可が必要になります。

また、手作業のみの解体で限界がある場合は、重機や工事車両を使って解体工事をする事もあります。
工事車両の運転は、車両系建設機械運転者の許可が必要になります。

以上のように、事業に関係する許可に関しては必要性は定められていませんが、アスベストや工事車両などには許可を求められます。
アスベストは、素人が取り掛かって飛散して体内に入ってしまったら大変です。
また、工事車両も自動車と同様、無免許で運転して事故を発生させるわけにはいきません。
許可が必要なもの、不要なものは事前に確認を取ってから、自分たちで解体工事を行いましょう。

必要な申請は?

自分たちで解体工事を行う際に必要な申請についてですが、先述した許可とは違って、法律で定められた手続きを自分たちで行わなければなりません。
まずは、必要になってくる申請について理解しましょう。

工事前にすべき申請・手続きには、「建設リサイクル法の事前申請」、電気や水道などの「ライフラインの停止申請」、工事中に車両を道路に停車させて作業する場合は「道路占用許可」、その他固有の法律・条例に基づいた申請などがあります。
また、自分たちで解体工事をする際は、業者にお願いする時と同じように近隣への挨拶に回りましょう。
その時は挨拶状と粗品の準備もお忘れなく。

工事後にすべき申請・手続きは、所有していた建物を壊した事を伝える「建物滅失登記」、産業廃棄物を適切に処理したことを示す「マニフェスト伝票の回収」、その他固有の法律・条例に基づいた申請などです。
工事後も、ご近所には工事が終わった事を伝えて、協力してもらった事について御礼をして回りましょう。

その他、手続きや申請で不安点があれば、近くの自治体に問い合わせ、必要な手順があれば取り掛かってください。

自分たちで家屋解体の費用は節約できる?

自分たちで家屋解体の費用は節約する

冒頭でも伝えましたが、解体工事を業者に依頼すると数百万円かかります。
では、自分たちで手作業で解体を行った場合は、費用を数十万円までに節約出来ます。
ただ、どうしても専門業者でなければならない作業がある場合は、その分の費用は少し多めにかかってしまいます。
有害物質などがあったら大変ですので、その点は致し方ないと思った方が良いでしょう。

解体工事のトラブルに要注意!

解体工事のトラブル

業者が解体工事をする時でもトラブルは発生します。
ましてや、素人の私たちが解体工事を行えばトラブル発生率は高くなることは当然ですよね。
勢いだけに任せて解体工事をしないように、細心の注意を払って行いましょう。

近所に気を配って安全な工事を心がけよう

近隣の方に気を配って工事を行う事は当たり前の事ですね。
まずは解体工事前には必ずその旨を伝えること、自分たちで解体工事を行うこと、アスベスト等有害物質含有建材は含まれていない事などをお伝えしましょう。
少しでもご近所の不安を取り除き、丁寧な挨拶をして信頼関係を築くようにしてください。

工事中には、騒音・振動被害に気をつけましょう。
解体工事をする際、どうしても大きな音が出てしまいます。
専門業者に依頼もしくは自分で運転して重機を使う場合も、振動が発生します。
作業中の自分たちには気にならないことでも、近隣の方には苦痛でしかありません。
そういった被害が起きないように、早朝・夕方の作業を避けたり、作業開始前に防音シートで厳重に建物を覆うなどの工夫をしましょう。

また、工事中に飛散する粉じん被害にも注意してください。
解体工事中はどうしても家の埃やゴミが発生します。
それが近所の外観や洗濯物、車を汚す可能性があります。
そうならないように解体する部材を湿らせ、養生をしっかり行って作業しましょう。

廃棄物の処分場選びには気をつけて

解体工事を行うと廃棄物は当然発生します。
この廃棄物を処理するのも解体工事作業の1つですので、忘れないようにしましょう。

解体工事で発生した廃棄物は「産業廃棄物」と言いますが、自分たちで工事を行って発生した廃棄物は「一般廃棄物」として処理される可能性があります。

「一般廃棄物」と見なされた場合は、行政のリサイクルセンターで引き取ってもらえます。
ただ、行政によって解釈が違うこともありますので、一度窓口で確認してから持ち込むようにしましょう。

もし、「産業廃棄物」と見なされた場合は、産業廃棄物処分許可を持つ処分業者に委託しなければなりません。

処分業者に委託する場合、業者は注意して選びましょう。
業者によっては産業廃棄物を不適切に処理する悪徳業者も存在します。

もし、処分業者が不法投棄をした場合、廃棄物の排出者(つまり、解体工事を行った自分たち)も罰則を受ける可能性があります。

産業廃棄物処分許可を保有しているのかどうか、許可証を提示してもらって確認したり、依頼する業者が過去に違反などをしていないかを確認した上で依頼しましょう。

悪徳業者に捕まった場合、余計な罰金の支払いや前科を背負うことになりかねません。

家の仏壇には何かするべき?

家に仏壇を置いている方は多いと思います。
その仏壇ですが、解体工事の際にはどうすれば良いのかご存知ですか?
これは自分たちで解体工事をする場合でなくても知っておいて良いことだと思うので、ご紹介します。

まずは、仏壇は家具の1つと考えて良いので、お祓いなどは必要ではありません。
ただ、位牌や神棚については「魂抜き」というお祓いをしておくべきです。
仏壇はいらないからと安心して忘れないようにしましょう。

位牌はお寺の僧侶へ、神棚は神主のいる神社へお祓いを依頼します。
これは解体前に仏壇と一緒に移動させる時に必要です。
費用(御礼)は1~3万円が相場で、御礼金の表書きに「お布施」「榊代」と書いて渡しましょう。

下記記事にもまとめてありますので、参考にしてください。
⇒「解体工事でお祓い・地鎮祭は行う?

自分で家屋解体はあくまでも自己責任!

自分たちで解体工事をすると、当初の自分たちの予算から大幅に節約する事が可能です。
しかし、その分自分たちに降りかかる負担やリスクは非常に大きいものです。

解体工事は専門的な知識も必要なので、解体業者に依頼するのが無難と言えます。
費用は掛かりますが、一度見積もり依頼をしてみると良いでしょう。

見積もり依頼をする際には、複数の業者と比較検討するようにしてください。
業者によっても、価格やサービス、保証などは異なるため、慎重に業者を選択する必要があります。
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