解体工事のチェックリスト

解体工事を行う上で忘れしまいがちな事も多くあります。
おおよそは解体工事の業者がチェックしながら行いますが、業者も人間ですから業者任せにしてしまうと、トラブルになる可能性も考えられます。
また、解体工事を行う前の業者選定などに関しては、自分で行うしかありません。

そういった事も踏まえて、チェックリストがあると便利だと思った方も多いのではないでしょうか。
当ページでは、解体工事のチェックリストについて記載していきます。

解体工事のチェックリスト

解体工事のチェックリストは、非常に多くの項目があります。
そのため、各工程に分けて考えるようにします。

解体工事の選択

解体工事の選択を失敗すると、全てにおいて失敗してしまいます。
誰かに頼る事なく、自分主体で業者を探さなければなりませんので、チェックリストがあると便利と言えます。
下記のような事に気を付けるようにしてください。

・解体業者の許可証確認(建築業許可、解体工事業登録)
・工事後のマニフェストの発行が可能
・建物内の家財処分費用は含まれているか
・届け出、申請の提出について確認
・追加費用についての説明があった
・事業者向けの損害賠償保険に加入しているか
・相見積もりをした
・工程表を提出してくれる
・支払い条件の確認
・契約書の交付、詳細な説明をしてくれる
・施工が下請け業者に丸投げでない、もしくは自社施工

解体工事の前

解体業者が決まり、解体工事が始まる前にチェックしておかなければならない事があります。
安心して業者任せにならないようにしましょう。

・建設リサイクル法の届出が完了している
・電気、ガス、水道、インターネットなどの契約解除
・エアコンの取り外し
・浄化槽や便槽の汲み取り完了
・家の中の不用品の処分
・郵便の転送届
・銀行、保険、携帯電話などの住所変更
・役所への転出・転入届
・健康保険、国民年金の移転届
・近隣の挨拶
・滅失登記について

解体工事の後

解体工事が終わった後にも行わなければならない事があります。
工事が完了した後には、料金の支払いも待っていますので、しっかりと工事が行われたかどうかを最終チェックしなければなりません。

・工事完了後のチェック(※契約書、見積書と照らし合わせる)
・近隣家屋への破損チェック
・近隣への挨拶
・法務局にて滅失登記を完了した(※完工後1ヵ月以内)
・マニフェストの控えの授受
・建物取壊証明書の授受
・アスベストの工事完了報告書の写しの授受

解体工事のチェックリストの重要性

解体工事のチェックリストの重要性

解体工事のチェックリストにおいては非常に重要と言えます。
全て完璧にこなすというのは、慣れている人でも難しく、どこか忘れてしまったという事も十分に考えられます。
後々面倒な事にならないためにも、チェックリストを見ながら、スムーズな解体工事を行いたい所です。
特に初めて家の解体を行うという人にとっては、ぜひともチェックをしておいてほしいと思います。

上記以外にも、状況に応じて細かい部分をチェックしていかなければなりません。
分からない事も多くあると思います。
そのため、信頼のおける解体業者に依頼するという事が非常に重要となります。

自分に合う・合わないとあると思いますので、必ず複数の業者と比べるようにしてください。
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