解体工事と時間

解体工事では、建物を壊す作業があるため、どうしても大きな音が発生します。
また、重機や車両の使用もあるために、振動や粉塵も発生するので、近隣住民にはストレスに感じる事も多々有ります。

解体工事作業に配慮するのは解体工事業者がすべき事ですが、施主の皆さんも解体工事業者が近隣住民に迷惑を掛けていないかを気にかける事も必要です。
特に、深夜や早朝などの時間外に作業をしないようにしてもらう事が重要です。

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解体工事は時間帯を守ることが大切

早朝・深夜は、ほとんどの方がまだ寝静まっている時間帯です。
そんな時に解体工事の音で睡眠を妨げられたら、ストレスが溜まってしまいます。

また、早朝は出勤や通学で人の出入りが激しい時間です。
早朝から大きな車両や重機を出入りさせていると、通行人や通行車両の迷惑になります。

事故を起こす可能性もあります。
ですので、解体工事作業をする時は時間帯を守って作業する事が大切です。

工期が遅れているからと作業時間を延ばして作業をして、もしクレームになってしまえば、解体工事を中断せざるをえなくなる可能性もあります。
そうなると余計に工期も遅れてしまうでしょう。

解体工事での時間帯は騒音規制法に従うこと

解体工事での時間帯は騒音規制法に従うこと

民間の解体工事では、「騒音規制法」という法律の内容に従って解体工事作業を行わなければなりません。
騒音規制法の取り決めでは、住宅地や商業地の第1号区域と工業地域の第2号区域で作業時間帯や作業時間、日数、騒音の大きさが取り決められています。

解体工事を行う自分たちの所有地が、どちらの区域に属するのかは確認しておいて良いでしょう。

解体工事の時間帯は何時まで?

では、騒音規制法で取り決められている内容をご紹介します。

第1号区域 時間帯:午前7時~午後7時
      1日の作業時間:10時間以内
      日数:連続6日間を限度
      騒音の大きさ:85db以下

第2号区域 時間帯:午前6時~午後10時
      1日の作業時間:14時間以内
      日数:第1号区域と同じ
      騒音の大きさ:第1号区域と同じ

(引用:http://www.city.aki.kochi.jp/download/?t=LD&id=318&fid=3739

解体工事の時間帯の取り決めは近隣への配慮

解体工事の時間帯の取り決めは近隣への配慮

上記の騒音規制法の取り決めは、解体工事作業中に、近隣住民ができる限り普通の日常生活を送るための最低限度の配慮になります。
また、解体工事を始める前の近隣挨拶では、解体工事をする時間帯をお知らせしておく事も必要です。

ひょっとしたら、地域によっては午前7時からの作業は早すぎる、夕方5時には作業を終えてほしいという要望も出てくるかもしれません。
事前に予定の時間帯を伝えておけば、後々クレームにならずに済みます。

早朝・深夜の時間に解体作業をしている時は施主へ相談しよう

もし解体工事業者が、騒音規制法の取り決めを無視して早朝5時や深夜まで作業を続けていて迷惑と感じたら、施主に相談するようにしましょう。
騒音規制法を無視したことで法的な規制はありませんが、時間外の作業はマナー違反ですし、近隣住民にとっては日常生活を妨げられます。

施主の皆さんは、もし近隣の方からこういった相談があったら、解体業者に相談して誠意を持った対応をしてもらうようにしてください。
ですが、もしそれでも解体工事業者が誠意を見せずに作業を続けていたら、最終的には行政へ相談を行うようにしましょう。

自治体によっては条例で騒音について定められており、行政が対処してくれるところもあります。
行政へ相談しなくても業者が対応してもらえると良いのですが、最終手段として知っておくと良いでしょう。

解体工事での騒音は近隣のストレス

解体工事での騒音は近隣のストレス

先ほど騒音規制法で「騒音の大きさは85db以下」と紹介しましたが、85db(デシベル)がどのくらいの大きさなのか分かり難いと思います。
日常生活の騒音で考えてみると、70dbが騒がしい街中などの音の大きさ、80dbが地下鉄や電車の中、90dbはカラオケの客席が大体の目安になっています。

最近ではスマートフォンで騒音の大きさを図れるアプリも存在します。
近所で行われている解体工事の音が気になる時、そのアプリで騒音の大きさを調べてみると良いです。

もし規定以上の騒音を出していると分かれば、施主にも証拠として見せて相談がしやすくなると思います。

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解体工事と時間のまとめ

解体工事と時間のまとめ

解体工事では業者にルールを守ってもらう事が大切です。
建設業界では、時間帯などのルールを守らない業者も多々います。

また、短い工期で何件もの工事を請け負う業者もおり、近隣住民への配慮をする余裕を持てない業者もいます。
無理な工期や業者の過労は、その会社がきちんと管理が出来ていない事が原因で生じているため、施主の皆さんがどうにかできる問題ではありません。

施主の皆さんは解体工事業者を選ぶ段階で、ルールを守って作業をしてくれる業者なのかどうかを見極める必要が有ります。
すぐに業者を決めてさっさと解体工事をしてもらうよりも、時間をかけて業者を吟味し、余裕があれば稼働中の現場も見せてもらい、良質な業者を選ぶようにする事をオススメします。

インターネットでは、複数の解体工事業者を選んで相見積もりを取れるサイトがあります。
そういったサイトを利用すれば良い業者を選びやすくなると思います。

時間帯に限らず、ルールを守る解体工事業者を探すようにしましょう。

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